医者。死の恐怖や辛い怪我から、患者を救うことを職業とする人。

医者って偉大だと思います。私たちにとって一番大事なものを救ってくれるんですから。


でも、こういう職業があるにも関わらず、悲劇はそこら中で起きています。
「救われること」と「傷つくこと」の均衡が保たれていないんですね。
ではなぜこの均衡が破られているのか・・・。


結論から言えば、その大きな原因は人の心にある気がします。
少々古い統計ですが、2003年の総死者数は101万人。
そのうち、外因(事故、自殺、他殺等)によるものは7万5638人。
そしてとくに自殺はなんと3万2000件にも昇るそうです。
(ちなみに他殺は700件ちょっとだそうです。意外と少ないですよね。)


自殺の原因はそれぞれあると思います。
ですが、それは「何か」が自殺する人の心をそこまで追い込んだからこそ起きたことです。
その「何か」を取り除けば、そのように周りの人を悲しませるようなことは起こらなかったと思うんです。


人の荒んだ心は、他人にとっての悲劇を生みます。
ですから、病気や怪我を治す医者だけでなく、心を治す医者が今こそ必要だと思います。
これは自殺に限らず、殺人等に関しても言えるはずです。



・・・私は心を治す医者になります。(なにその閉め方